大腸がんの進行度(ステージ)と生存率
●大腸がんにおける「ステージ」ごとの生存率
「大腸がんである」と診断がされると、その後は、どの程度のがんか、肝臓、肺などの大腸から離れたところにある遠隔臓器に転移があるのかどうかの検査が行われます。
※大腸がんにおいて、肝臓への転移の割合が比較的多いので、肝臓は念入りに検査されるでしょう。
ガンの拡がりの程度に応じて治療法も異なっていくのです。その治療法を決めるために大腸がんの病気の度合いを、進行具合「ステージ」ごとに分類するのですが、大腸がんはDukes(デュークス)分類と呼ばれるステージ分類が使われます。この分類法は、ガンの腫瘍の大きさで分けるのではなく、大腸の壁の中にどの程度深くガンが入ってしまっているのか、同時にリンパ節転移、離れた臓器への転移(遠隔転移)が有るか無いかによって進行度が分けられます。
●Dukes分類(でゅーくすぶんるい)
各病期「ステージ」の隣のカッコにくくられたパーセンテージの数字は、手術後の5年生存率を示しています。
【Dukes分類】
デュークス A (95%): がんが大腸壁内にとどまるもの
デュークス B (80%): がんが大腸壁を貫くがリンパ節転移のないもの
デュークス C (70%): リンパ節転移のあるもの
デュークス D (25%): 腹膜、肝、肺などへの遠隔転移のあるもの
【Dekes分類ではないステージ分類】
0期:がんが粘膜にとどまるもの
I期 : がんが大腸壁にとどまるもの
II期 :がんが大腸壁を越えているが、隣接臓器におよんでいないもの
III期:がんが隣接臓器に浸潤(しんじゅん:周囲に拡がること)しているか、リンパ節転移のあるもの
IV期:腹膜、肝、肺などへの遠隔転移のあるもの
※2つの分類に違いはありますが、その違いはあくまでもわずかなもので、デュークスAは0・I期に、デュークスBはII期に、デュークスCはIII期に、デュークスDはIV期に相当するものと考えていただいて差しつかえありません。そのような程度の違いだということだけ覚えておいてください。
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